流れる時間にきちんと向き合っていく建築に
最古の木造建築といわれる奈良・法隆寺は1,300年間その姿を保ってきました
当時の宮大工が千年後のことを考え建立したのかはわかりませんが 込められた思いは荘厳な姿と技術の高さとして現代まで受け継がれています
大量生産の大量消費が当たり前になり 電化製品ばかりではなく 食べ物から文化まで全てが薄く中身がなくなり 本当に良いものがこの世から消えていっています
古いものは捨てるという生活から、 きちんと修理をして使っていくというあたりまえの生活へ
設計したいのは 200年後を想像し 建物だけではなく まわりの環境を含んだ 未来に受け継がれていく空間です |