軒先の納まり

解体もすいぶん進んできました。今日は軒先の解体です。

 

社寺建築の軒先は

その見た目の厚さから棟までずっと積まれていると思われがちですが

実際は、軒先だけを厚く積み、内側は空洞であることが殆どです。

軒付とよばれる、厚さ12mmほどの薄板を何段にも重ね軒先を作っています。

 

専長寺は、25年ほど前に瓦の葺き替えを行ったそうで

その際、写真上部に見える新しい野垂木(外から見えない垂木)を補強に入れています。