先週から引き続き、材料調査です。
本日は化粧垂木。
○(再用)△(修理)×(取替)の印を付けた材料のうち、
△と×を取り外し、詳細調査の後修理を行います。
現状保存の原則から、○の材料は現場に付けたままとしました。
詳細調査
材料を測量し、幅・高さ・長さを記録します。
また、破損状況や、釘・その他金物の位置や、
継手仕口等も記録します。
今回は約100本のうち
40本弱が修理・取替対象でした。
痕跡調査
引き続き、材料に書かれた墨書などの調査を行います。
200年前に書かれた文字が結構残っていました。
ただ、写真に撮っただけでは見えにくい文字も
写真を加工することで
読みやすくなります。
「前たるき」
と書かれていました。
コメントをお書きください
ないき (金曜日, 30 5月 2014 03:12)
写真は見やすいですね
記録の仕方(写真、野帳)の具体的手法例もあれば
もっと見てみたいですね
待っていますよ!
hideyukimatsukawa (土曜日, 31 5月 2014 08:47)
ないきさま
それは企業秘密です
松川設計に入社されたら、お教えいたします