外壁の解体、畳の調査

玉泉寺修理工事

背面の外壁トタンの撤去も終わり

隠れていた元の外壁の姿が現れました。

 

明治の初めに、火災にあって旧本堂が全焼したと

書かれていたにも関わらず

どこにも火災の跡が見られず不思議でしたが

下見板の上の方に、ススがついている板が

見つかりました。

上で瓦屋根の解体が行われている中

職人大学校三期生の小坂さんを先生に

本日は、畳の調査を行いました。

畳床ですが、解体してみると

二度の締め直しが行われていることが判りました。

全て手作業で作られており

時期的には、明治以前のもので

元々は、お坊さんがお経を読むときに敷いていた

畳ではないか。ということ。

 

その外にも、畳をあちこち使いまわしていることから

このお寺が、改修を繰り返していることが

畳からもわかりました。