K邸修理工事

金沢市内

明治期と昭和初期の町家の修理工事

 

建物の状態は良かったのですが

柱の沈下が最大で11cmみられ

建物すべての傾きをなおす

不陸調整が大きな問題でした。

また、屋根も建てられた当初のままで

瓦を外すと

コバ板と呼ばれる薄板を張り上げた

屋根下地があらわれました。

 

今工事では、防水性能を高めるため

上にベニヤ板・フェルトを取り付けて

修理を行いました。


今回の修理工事では水回りの改修も行いました。

場所はそのままですが、元々あった天窓を復元し

天井を高くとることで暗かったキッチンを

開放感のあるものにすることができました。