玉泉寺修理工事

工事前　内陣

工事前　廊下

工事前　外陣

修理後　内陣

内陣は、ほぼ建立当初の形であったが

雨漏りによって、畳、金箔や塗装が大きく傷んでいた。今回の工事により、往年の姿を取り戻しました。

修理後　廊下

トイレや物置に改造されていた部分を撤去。痕跡に倣って板壁に復原。建立当初の形に戻した。

修理後　外陣

廊下と同じく、台所に改造されていたが

柱の痕跡を元に、三枚引き戸に復原。当初の形に戻した。

床板裏にのこる墨書

右側に嘉永三年と書かれている。

その後の調査により、元々は板壁に使われていた材料だと判明。

床板裏の墨書2

下部に寛文七年と書かれている。

記録による建立時とほぼ一致した。

竣工外観（正面）

建物は元々菅原神社として建てられている。当時は本殿と拝殿に分けられていたが、明治初期に屋根を改造し一棟の建物となった。

今工事では、玉泉寺となった明治初期の状態に復原をおこなっている。

竣工外観（背面）

窓の位置や大きさも明治初期に復原。